hituziさんのマイノート

これは奇襲戦法ではない。B級戦法だ。

研究 | 閲覧数: 149 | 作成: 2017/02/05 | 更新: 2017/02/05 19:43

テーマ図

角頭歩は奇襲戦法とよく言われるが、 後手番のときに2五歩とぶつけなければなんてことはない。 ただの角交換振り飛車になる。
2五歩とつく変化は既にある角頭歩の棋書を読めばある程度はさせる。 ただし、大駒をぶつけ合う激しい将棋になるためミスをすると一気に形勢を損ねる。 しかし2五歩を突いてくる人のほとんどはその先の変化をあまり知らない。 つまり経験で有利に立ちやすい。あとは終盤力の差があまりなければ勝ちやすい。 私的見解によると次の三パターンの人が2五歩を突く。
①棋力が低い人 とりあえず突いてしまえという感じ、まず勝てる
②殺気立ってる人 なめられたままでは終われないと挑発に乗る人          実力はある程度あるが経験の差で勝ちやすい。
③純粋に強い人 どんな手でも実力でねじ伏せてくる。         勝つのは非常に難しい。この人とあたったら諦めよう。
といっても実際ほとんどが②の人だ。 ③の人は冷静だから相手の土俵で戦おうとしない。 だからまず突いてこない。そう思おう。
結論2五歩をついてくる人に角頭歩使いは負けられないというわけだ。
長々としたどうでも良い話はここまでにしておいて 相手が突いてこない場合を検討する。ほとんどの将棋がこれになる。
①6六歩 まずわかりやすいのは角道を止める6六歩、角頭歩は角交換振り飛車の亜種なので角交換を拒否する理にかなった手だ。 これには4四角と出て次に2二飛と周り向かい飛車にする。 桂を跳ねて2五歩からの飛車交換はできるなら早めが良い。 銀を繰り出して角頭を狙ってくる相手には桂で受ける。 銀と歩で徹底的にする相手には5三歩と逃げ道を作り、 最終的に7三角に展開する構想をすると良い。 角を押さえ込もうとした駒が浮いてしまうのだ。
②6八玉 この手は角頭歩長年の課題であった。 角と飛車が軽くさばけないのだ。せっかく突いた角頭歩が負担になる展開になっていた。 しかしここで5三歩とするのがとても素晴らしい一手だ。 2五歩に対しては角交換から桂跳ねではなく飛車をぶつける。 桂跳ねは桂が負担になる。2三歩なら中飛車に、2四歩なら金をあがってがっちり受ける。 相手は5三歩に対してすぐに仕掛けはできないので穏やかな手を指す。 すると角交換して2二飛と回れる。筋違い角で歩を狙ってくる相手や銀冠で じっくり持久戦なんて相手もいるがそこは普通の角交換振り飛車を指す気持ちで 頑張ろう。
③4八銀  別に②と同じでも良いのだが、角交換から3三桂と跳ねられる。2三角には4五角で相手の角が死んでいる。角頭歩を突いた手の次に6七の地点を受ける駒がなければこの手が成立する。 桂を跳ねた後は左金を上がり四筋を突きこし、四間飛車にする。 立石流っぽくできる。 また4六歩ときたら、銀を繰り出せば4筋突破できるし、徹底的に受けるなら、6四角などで飛車を斜めからにらんだりして相手は受けが難しくなる。
結論2五歩と突かない変化は一般的な戦型に似た形になりやすい。 序盤から珍妙な手を指すことで相手を惑わし、時間を使わせることができる。 正しい対応をしてきても互角に戦えるので角頭歩は有用な戦法と言える。
そして何度も言うが、 角頭歩は奇襲ではなくB級戦法だ。もっと言えば力戦振り飛車だ。

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