kyle_rondatoさんのマイノート

角換わり腰掛け銀△4二金▲2五歩型の一変化、▲6五歩に△4三歩。

研究 | 閲覧数: 1550 | 作成: 2015/05/07 | 更新: 2015/05/07 10:48

テーマ図

角換わり腰掛け銀△4二金▲2五歩型からの一連の仕掛けで、先手の▲6五歩に△4三歩と受けた局面。 この△4三歩に代えて、プロ棋界では△7五歩△6三歩△4三金左が、floodgateでは△4三金直が指されている。

先手の応手

▲3五歩

先手がすぐに攻めるなら▲3五歩が考えられる。以下△同歩に(1)▲3四歩と(2)▲3三歩とに分かれる。
(1)▲3四歩
△6三歩▲2八角△7五歩▲同歩△3六歩と進め、次に△3七角を狙う。また、歩を入手した際の△7六歩を見せることで▲3三歩成からの攻めを緩和している。それでも、▲3三歩成△同桂▲同桂成△同金右と攻める手には、Ⅰ.▲4六桂△4五銀右▲3四歩△同銀▲同金、Ⅱ.▲4五歩△3五銀①▲4六桂△同銀▲同角△3七角▲4九飛△7六歩▲6六銀△4六角成▲同飛△3七歩成▲6八金右△2七角▲2六飛△3八角成▲3五歩△2七と、②▲4七金△7六歩▲同銀△4四歩(取れば△4五桂、放置すれば△4五歩~△4四角や△4五銀の狙い)、いずれも後手十分となる。
(2)▲3三歩
△3一金▲9五歩△6三歩▲2八角と進行する。そこで△7五歩△2七角△3四角△9五歩と手段が多い分、後手有望と思われる。

▲6六銀

7筋の当たりを避けつつ▲5五銀左と攻めに厚みを加える手を見せている。後手は△6三銀~△5四銀の一人千日手が有力である。△6三銀に対する角の引き場所は▲2八角▲3七角とが考えられるが、いずれも△5四銀▲3五歩△2七角▲3四歩△4五銀右▲同銀△同銀▲8三銀△9三飛▲5五角△4四銀▲8二角成△3四銀で後手十分である。なお、▲3五歩に代えて▲5五銀左とぶつける手は△同銀直▲同銀△6九銀の反撃が厳しく成立しない。

▲2八角

あらかじめ角の当たりを避け、間合いを図った手だが△7五歩▲同歩△2七角が成立する。以下、▲4七金△4五銀直▲同銀△同銀▲3七金△3六銀▲2七金△2七銀成▲5五角打△3三金右▲9一角成△7六歩▲同銀△9一飛▲同角成△6六角▲7七銀△5七角成で後手十分となる。なお、▲2八角に代えて▲3七角とした場合は▲3七金の余地がないため、△7五歩▲同歩△2七角がさらに厳しくなる。

▲6七金右

後の△7六歩▲同銀△6六桂の筋を受けた一手である。後手の手段として(1)△6三銀Ⅰ.▲2八角①△5九角、②△5四銀、③△2七角、Ⅱ.▲3七角、Ⅲ.▲4六角△5四銀、(2)△2七角 などが考えられるが、いずれも難解である。

▲6八金右

▲6七金右と同様に、後の△7六歩▲同銀△6六桂の筋を受けた意味がある。 後手の応手には、やはり(1)△6三銀Ⅰ.▲2八角①△5九角、②△5四銀、③△2七角、Ⅱ.▲3七角、Ⅲ.▲4六角△5四銀、(2)△2七角 などが挙げられ、いずれも難解である。

コメント

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1:Hidetchi2015/05/09 22時10分

kyle_rondato様 早速マイノート機能を活用して研究を記載して下さり有難うございます。 角換りの新しい形の解説と研究、ありがとうございます。大変勉強になります。 今後も期待しています。よろしくお願いいたします。