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解説

解説

横歩取り△8四飛戦法の基本形。横歩取り△8四飛戦法は2011年頃から増え始め、2013年頃には主流戦法の一つへとのし上がった[1] 。横歩取り△8五飛戦法にて評価を高めた「△5二玉型中原囲い」(5二玉、3二金、5一金、6二銀の囲い)が△8四飛型へと応用されたことが流行の発端である。

候補手

ここから先手は玉をどう囲うかを選択する。
▲5八玉
▲5八玉はバランスを重視した囲い方。その後も右金を▲3八金と上がるか、▲4八銀~▲5九金と寄るかなどで囲いは変わってくる。
後手は△6二銀~△5一金の中原囲いが有力となる。
▲6八玉
▲6八玉は瞬間の堅さを重視した囲い方。左辺の守備力を高めつつ、2筋からの攻めには遠ざかっている。中原囲いに対しては▲4六歩~▲4五歩~▲4四歩と4筋の歩を突き捨てるのが急所となり、後手陣のバランスを崩すことができる。4筋から玉が遠いため、この構想で進めるには▲5八玉よりも▲6八玉がまさる。
後手は中原囲いには組みづらいため△7二銀と上がり、△7四歩~△7三桂や△2三銀~△2四飛の筋などを狙っていく。
▲4八銀
▲4八銀は玉の囲いを保留する指し方。横歩取り△8五飛戦法における新山崎流のように居玉のまま攻めることもあるが、上記の駒組みに合流することも多い。

脚注

  1. 2012年7月初版発行の『最新定跡村山レポート』では「最近は~△8四飛型も見直されている」(p.169)。2013年10月初版発行の『長岡研究ノート 相居飛車編』では「現在最も流行している△8四飛・△5二玉型」(p.142)と、出版年による表現の違いが見て取れる。

参考データ

本局面が掲載されている棋書

タイトル著者出版社発行掲載ページ局面評価
最新定跡村山レポート (マイナビ将棋BOOKS)amz村山 慈明マイナビ2012
長岡研究ノート 相居飛車編 (マイナビ将棋BOOKS)amz長岡 裕也マイナビ2013

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