棋譜統計


解説

図は相矢倉の出だしである。
先手が☗3七銀と指し、☗3七銀戦法を明示した局面で、相矢倉でよく現れる局面である。ただし、有力な後手の急戦策(居角左美濃など)の登場により2016年以降この局面になることが珍しくなっている。

後手の候補手

☖4三金右

先手に☗3五歩を許す指し方で、あまり指されない。
☗3五歩以下☖同歩☗同角と進み、先手は☗3六銀の好形に組むことができる。
先手は☗3六銀・☗3七桂・☗4六歩・☗6八角が理想形の一つであり、そこから☗4五歩の仕掛けを狙う。

☖6四角

☖6四角は上述の狙いを牽制する役割を持つ。実戦例が一番多い手である。
先手の飛車をにらんでいるため、先手は☗3五歩と動けない。
仮に☗3五歩とすると、☖同歩☗同角に☖3六歩の反撃がある。以下☗4六銀☖4五歩で先手は駒損が確定する。

☖6四角に対する先手の候補手

☗6八角
最も実戦例が多い候補手。この段階で仕掛けるのはまだ早いとみて、 先手玉を安全に囲いつつ、後手の方針を様子見する手。
☗4六角
「角には角」の手。脇謙二が多用したことから脇システムと呼ばれる。
2013年の第2回電王戦第5局(三浦-GPS将棋)で採用されたことで注目を集め、2013年以降採用が増えた。
自分から角を交換すると相手の手得となるため、先手後手ともに駒組みを続け、駒組みが飽和点に達したところで開戦する。
☗6五歩
後手の角を追い返す手。☖4二角以下☗3五歩以下3筋の歩を交換できるが、☗6五歩が後手の標的になりやすい。

参考データ

本局面が掲載されている棋書

タイトル著者出版社発行掲載ページ局面評価
最強矢倉・後手急戦と3七銀戦法 (羽生の頭脳)amz羽生 善治将棋連盟199369
よくわかる矢倉 (マイナビ将棋BOOKS)amz金井 恒太マイナビ20128,56
矢倉・角換わりの教科書amz阿久津 主税マイナビ201332

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矢倉


   
     
    
    
         
     
  
      
   


注目指数 2515
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