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棋譜統計
解説
先手が☗8八飛と相振り飛車を明示した局面で、先手向かい飛車対後手三間飛車の戦型における代表的な局面の一つ。
後手は☖7二銀から玉を囲っており、☖7一玉型の美濃囲いに組む狙いがある。
(対抗形と同じ☖8二玉型の美濃囲い(参考図)は上部からの攻めに対して当たりが強く、相振り飛車にはあまり向かないとされている。)
この戦型では10手目を☖7二玉としている場合も多く、美濃囲いには組みにくいが金無双や穴熊に組める違いがある。
主な変化
後手はここで☖3六歩と突いて飛車先の歩を交換しにいくのが一つのタイミングである。
☗8八飛以前の局面で☖3六歩だと☗同歩☖同飛に☗3八飛と手損せずに飛車をぶつける手段があるためで、
それを避ける意味で☗8八飛を見てから☖3六歩と突くことが多い。
それを避ける意味で☗8八飛を見てから☖3六歩と突くことが多い。
☖3六歩
飛車先の歩を交換しにいく手。
☖5二金左
作戦を保留する手で、先手の進行例として☗8六歩から飛車を活用するものがある。
参考データ
本局面が掲載されている棋書
タイトル | 著者 | 出版社 | 発行 | 掲載ページ | 局面評価 | |
---|---|---|---|---|---|---|
羽生善治の定跡の教科書 | amz | 羽生 善治 | 河出書房新社 | 2014 | 210 |
ソフト評価値
評価値 | ソフト名 | 確認日 | 最善手 | 確認環境 |
---|---|---|---|---|
+95 | dolphin 1/illqha 1.1 | 2019年3月 | ☖4二銀☗8六歩 | 探索深さ:34/45 探索局面数:1,041,300,491 |
類似局面
変化点 | リンク |
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10手目に☖7二玉としている局面 | Go |
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