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棋譜統計
解説
候補手
☗6八銀
矢倉を目指す一手で☖8五歩には☗7七銀を見て、最も主流となっている。同じ矢倉を目指す一手でも、☗7八銀とは趣向が異なり、中央に厚く☗7八金~☗6九玉の含みがあるため、☗7八銀より多く指されている。
含みを残す意味でツノ銀中飛車を目指す際にも指される。また、☗5六歩~☗5七銀~☗7八飛(☗6八飛)のような指し方も可能である。
☗6八飛
四間飛車を目指す一手。四間飛車党で他の形の振り飛車を指さない人にとっては、☗7八銀より含みが広い。
☗7八飛
三間飛車を目指す一手。以下☖8五歩☗7七角と形を決められることになるので、ここから1手損して向かい飛車を目指すこともできる。
☗7八銀
振り飛車と居飛車(矢倉)の両方の可能性を含みにした一手。
☗1六歩
藤井システムと相居飛車を天秤にかけた手。このタイミングで端歩を突かれると後手は、すぐに☖1四歩とは受けにくい。というのも、居飛車のまま☗2六銀~☗1五歩☖同歩☗同銀と端攻めされる可能性や、先手に振り飛車にされたときに、一手手が遅れる上先手からの端攻めが早くなるため、穴熊には組みにくくなるからである。
☗2六歩
居飛車の力戦を目指した一手。ここで☗2六歩とすると☖8五歩には☗7七銀とできず、☗7七角と受けることになるため、定型の相矢倉戦にはなりにくく、☗6八銀と比べて、実戦例の少ない力戦形の相居飛車の戦いになりやすい。
参考データ
本局面が掲載されている棋書
タイトル | 著者 | 出版社 | 発行 | 掲載ページ | 局面評価 | |
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羽生善治の定跡の教科書 | amz | 羽生 善治 | 河出書房新社 | 2014 | 209 | |
将棋・ひと目の定跡 (マイコミ将棋文庫SP) | amz | - | 毎コミ | 2007 | 195 |
ソフト評価値
評価値 | ソフト名 | 確認日 | 最善手 | 確認環境 |
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+16 | dolphin 1/illqha 1.1 (YaneuraOu TNK NNUE) | 2019年1月 | ☗6八銀☖5二金右 | 探索深さ:34/43 探索局面数:2,479,116,870 |
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「14」 | その他 | k_tp | 23ヶ月前 | 157ビュー |