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棋譜統計
解説
初手▲7六歩に対し△6二銀と上がった局面。
第7期竜王戦1組出場者決定戦にて羽生善治が谷川浩司に対して指したことで有名になった。
第7期竜王戦1組出場者決定戦にて羽生善治が谷川浩司に対して指したことで有名になった。
2手目△6二銀の意図
ここで▲2六歩△3二金▲2五歩とすれば先手のみ飛車先の歩を交換できることから、振り飛車党に対し「居飛車はできますか?」という挑発の意味がある一手である。
羽生の当初の思惑は「飛車先の歩を交換されても中央の厚みで対抗できる」というものであったが、それを実現するのは難しいと自身で結論づけている。
羽生の当初の思惑は「飛車先の歩を交換されても中央の厚みで対抗できる」というものであったが、それを実現するのは難しいと自身で結論づけている。
候補手
▲2六歩
2手目△6二銀を咎め居飛車を明示する一手。飛車先の歩を交換することで主導権を握りやすくなる。
▲7八飛、▲6八飛、▲7五歩など
参考データ
有名局
先手 | 後手 | 棋戦 | 対局日 | 勝敗 | コメント | リンク |
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谷川 | 羽生 | 竜王戦 | 1994/05/16 | 後手勝 | 2手目△6二銀が有名になった局 | 棋譜 |
本局面が掲載されている棋書
タイトル | 著者 | 出版社 | 発行 | 掲載ページ | 局面評価 | |
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イメージと読みの将棋観 | amz | 鈴木 宏彦 | 日本将棋連盟 | 2008 | 31 |
ソフト評価値
評価値 | ソフト名 | 確認日 | 最善手 | 確認環境 |
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+88 | aperypaq YaneuraOu KPPT 4.80 | 2018年3月 | ☗2六歩☖3二金 | 探索深さ:34/40 探索局面数:790,832,838 |
+137 | dolphin 1/illqha 1.1 (YaneuraOu TNK NNUE) | 2019年1月 | ☗2六歩☖8四歩 | 探索深さ:34/43 探索局面数:427,993,275 |
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