棋譜統計


解説

概要

角交換から後手が☖2二飛と振った局面。ダイレクト向かい飛車の基本となる局面である。先手の作戦の分岐点である。

ダイレクト向かい飛車とは

1990年代から相次ぎ生まれた角交換振り飛車の一種。発案者は佐藤康光である。誕生前は、図の☖2二飛では☖4二飛と角交換四間飛車にし、玉を囲うなどして8三の地点を固めてから改めて☖2二飛と振り直す二手損向かい飛車が存在していた。このような手順が必要と考えられたのは、図の☖2二飛には☗6五角と打ち、4三と8三の両成りが受からず振り飛車が悪いという定説(通称:☗6五角問題[1] )が存在したためである。佐藤は手損を嫌い、☗6五角を打たれても不利になるわけではなく一局の将棋であるとして☖2二飛とダイレクトに振り、プロ棋士を驚かせた。2007年の第34回将棋大賞において、佐藤は永世棋聖称号獲得を含む2006年度のタイトル戦での活躍に加えてダイレクト向かい飛車を含む数多くの新手・新定跡の開発に貢献した功績を讃えられ、最優秀棋士賞と升田幸三賞を同時受賞する快挙を達成した。

先手の候補手

☗6五角

後手の誘いに乗じて両成りを目指す手。応酬次第では乱戦になる場合がある。

☗7八玉・③☗7八金

囲いを急ぐ手。穏やかな展開が予想される。

脚注

  1. 振り飛車が先手番なら☖4五角だが、この場合も含めて☗6五角問題と一括りにされる場合が多い。

参考データ

類似局面

変化点リンク
9筋の交換が入っている形Go

本局面を解説内で参照している他の局面



 
        
        
         
       
  
     
   

注目指数 851
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