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棋譜統計
解説
矢倉加藤流の基本図。☗3七銀戦法の基本図から、☗1六歩☖8五歩☗2六歩(または☗2六歩☖8五歩☗1六歩)と進んだ局面。☗4六銀を保留し、1筋と2筋の歩を突いて後手の動きを見るのが加藤流の考え。
☗4六銀戦法との関係
加藤流の☗1六歩に対して後手は☖1四歩と突き返すことが出来ない。☖1四歩には、☗2五歩~☗1七香~☗1八飛~☗2六銀と棒銀に出て、先手が指しやすくなる。(☗4六銀戦法ではその心配がないため☖1四歩と受けることが可能)
一方、先手が☗1五歩と突き越した状態で、☗4六銀・☗3七桂型の攻めが実現してしまうと、通常の☗4六銀戦法よりも先手の攻めの威力が大きい。そのため、☗1五歩と突き越された後は、後手は☗4六銀に対して☖4五歩と反発する方針で指すことになる。
一方、先手が☗1五歩と突き越した状態で、☗4六銀・☗3七桂型の攻めが実現してしまうと、通常の☗4六銀戦法よりも先手の攻めの威力が大きい。そのため、☗1五歩と突き越された後は、後手は☗4六銀に対して☖4五歩と反発する方針で指すことになる。
主な変化
基本図からの後手の方針は主に3通りに分かれる。
- ☖5三銀と守勢で指す
- ☖7三銀~☖8四銀と棒銀の形で攻める
- ☖7三銀~☖7五歩☗同歩☖同角と動く
参考データ
本局面が掲載されている棋書
タイトル | 著者 | 出版社 | 発行 | 掲載ページ | 局面評価 | |
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矢倉の急所〈2〉 (最強将棋21) | amz | 森内 俊之 | 浅川書房 | 2009 | 10 | 加藤流基本図 |
ソフト評価値
評価値 | ソフト名 | 確認日 | 最善手 | 確認環境 |
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-28 | GPSfish 0.2.1+r2837 | 2015/01/23 | △7三銀(62) | 探索深さ:29/46 探索局面数:653366286 |
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