|
ウォッチ数: 5
|
棋譜統計
解説
候補手
△5四歩
角道をこじ開けようという一手。2002年竜王戦4組▲加藤一二三-△西村一義戦で指されている。以下、▲4五歩に、△7一金▲4四歩△同銀や、△5五角▲同角△同歩▲2四飛△3二銀や、△3七歩成▲同銀△3四歩▲4四歩△3五歩▲4三歩成△同飛▲3四銀(ここで▲4七歩と指したのが加藤-西村戦だが、▲3四銀とした方が良かったという感想だった(結果は千日手))△4九飛成▲3三銀成△同桂▲1六角△6九龍▲同玉△2五桂(△2五銀もある)など、まだまだ変化が多く難しいが、四間飛車道場では先手十分とされている。但し、居飛車側が誘導すると先手居飛車急戦対後手四間飛車穴熊の基本図からこの局面までの間で振り飛車側から変化するのが困難(途中△4三銀で△5四歩などもあるが先手良しとされている)ため、実際にはプロ間でも大変な形勢と見られている可能性が高い。
△4六同歩
突かれた歩を取って自然な一手で、2014年竜王戦6組▲加藤一二三-△門倉啓太戦で指されている。その対局は以下、▲2四銀△5二銀▲3三銀成△同桂▲5四歩△3七歩成▲同桂△3六歩▲4三歩で先手良しとなった(結果は後手勝ち)。途中、△5二銀で△2二角▲3五銀△7四歩などまだまだ変化の余地はあり難しいものの、感想戦では一手前の▲4六歩が好手で、後手自信なしとされた。
参考データ
本局面が掲載されている棋書
タイトル | 著者 | 出版社 | 発行 | 掲載ページ | 局面評価 | |
---|---|---|---|---|---|---|
四間飛車道場〈第10巻〉急戦VS穴熊 (東大将棋ブックス) | amz | 所司 和晴 | 毎コミ | 2003 | 先手良し |
ソフト評価値
評価値 | ソフト名 | 確認日 | 最善手 | 確認環境 |
---|---|---|---|---|
+17 | GPSfish 0.2.1+r2837 | 2015/1/16 | △4六歩(45) | 探索深さ 26/46 探索局面数 454053569 |
本局面を解説内で参照している他の局面
マイノート欄
マイノートを作成するにはログインして下さい。
この局面に関連した公開マイノートはありません。