棋譜統計

有名局 オンライン道場 Floodgate

解説

新山崎流の序盤(▲3七桂と跳ねた局面)から、△7四歩に対し▲3三角成△同桂▲3五歩と動いた局面[1] 。△3五同飛には▲4六角の両取りを用意している。以下△2五歩▲3五角△2六歩と飛車の取り合いが考えられるが、次の▲3四歩が厳しく、既に▲3七桂が跳ねている形では先手に分がある。
後手の応じ手としては、▲3五歩を逆用し△3六歩▲同飛△2七角から馬を作る手と、△4四角と香取りに打ち間接的に2六の飛車を睨む手が考えられるが、主流は△4四角である。

△3六歩の変化

△3六歩▲同飛△2七角▲2六飛△5四角成としたのが▲山崎△村山戦(朝日・04年11月)。馬は出来るが、以下▲3四歩が厳しく、△4四馬の両取りにも▲7七桂の返し技があり、先手良しが結論。

△4四角の変化

△4四角は間接的に2六の飛車を狙っているため、次に△3五飛と取ることが出来る。
ここで、香取りを受けない▲3六飛が成立する。△9九角成には▲7七桂と飛車取りの先手で馬を遮断する手があり、以下▲3四歩からの攻めが速い。そこで▲3六飛に対しては△4五桂▲同桂△同飛と桂を捌き、対して先手は▲4六歩や▲6六歩と応じる流れがプロで20局以上指されている。一例は▲丸山△羽生戦(竜王・05年4月)。
また▲3六飛に代えて▲7七角も多く指されている。△7七同角成▲同桂△3五飛▲4六角△2五歩▲3五角△2六歩と、先手陣を壁形にしてから決戦に持ち込んだのが▲森内△渡辺戦(銀河・05年9月)だが、▲6五桂と活用できる形になると先手十分。
▲7七角に対しては△3五角と飛車取りにかわし、▲3六飛に△3四歩と傷を消してゆっくりな流れにするのが主流で、プロでは20局近くさされているが、これも先手の勝率が高い。

脚注

  1. 角交換をせずに▲3五歩とするのは△2五歩▲同桂△8八角成▲同銀△2四歩で困るため、先手から角交換をして後手の桂馬を跳ねさせておく。

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