棋譜統計

有名局 オンライン道場 Floodgate

解説

平成元年2月5日に放送された第38回NHK杯戦4回戦第1局▲羽生善治 五段 - △加藤一二三 九段(動画)にて、角換わり棒銀の終盤、先手の羽生善治が▲5二銀の妙手を放った非常に有名な局面。
羽生マジック[1] を代表する一手である。

▲5二銀の意味

現局面において先手玉に詰みはなく、▲5二銀によって後手玉に次に▲4一銀打~▲3二金までの詰めろをかけた。
よって後手はこれを受ける必要があるが、
  1. △同金は▲1四角△4二玉▲4一金まで。
  2. △同飛は▲1四角△2三桂▲同角成△3一玉▲4一金△2一玉▲2二歩△1一玉▲1二香まで。
  3. △2五桂打は▲4一角△2一玉▲3二銀△1一玉▲1三香△2二玉▲2三金まで。
▲5二銀が後手玉の逃げ道を封鎖する寄せの絶好手となっている。
そのため後手の加藤は△4二玉と指し、▲6一銀不成に△2九歩成▲2八歩△3九とで勝負をかけたが、先手の▲3二金を見て投了となった。以下は△同玉なら▲1四角以下、△5一玉なら▲5二金△同飛▲同銀成△同玉▲4二飛以下即詰みとなる。

脚注

  1. 羽生が中終盤に放つ妙手のことを指し、羽生の棋風を表現する言葉でもある。

参考データ

有名局

先手後手棋戦対局日勝敗コメントリンク
羽生善治加藤一二三NHK杯平成元年1月9日先手勝棋譜

マイノート欄

マイノートを作成するにはログインして下さい。

この局面に関連した公開マイノートはありません。