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解説

これは升田幸三が名人挑戦まで後一歩まで近づいたところ、手拍子の大悪手で敗れ「錯覚いけない、よく見るよろし」という言葉を残した局面である。この三番勝負の対局場が高野山だったことから「高野山の決戦」とも呼ばれる。
1948年3月3日、第7期名人挑戦者決定戦決勝三番勝負第3局升田幸三八段-大山康晴七段戦。升田の横歩取りから始まったこの将棋、形勢は二転三転したが、ようやく升田は大山の攻めを受け切った。しかし、大山最後のお願いの△8七飛成の王手に▲4六玉と上がった手が歴史に残る痛恨の大ポカ。以下△6四角▲5五桂△4七金で先手玉が詰んでしまった。▲4六玉の所▲5七桂と合駒をすればなんともなく、升田は晴れて名人戦挑戦者になれたはずだった。歴史的な大頓死を食らった升田は、局後に「錯覚いけない、よく見るよろし」とつぶやいたという。 
ちなみに大山はこの将棋に勝ち塚田正夫名人に挑戦したが、2勝4敗1千日手で名人位の奪取はならなかった。

参考データ

有名局

先手後手棋戦対局日勝敗コメントリンク
升田幸三大山康晴第7期名人挑戦者決定戦決勝三番勝負第3局1948-3-3後手勝別名「高野山の決戦」棋譜

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