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有名局 オンライン道場 Floodgate

解説

旧矢倉24手組の局面。☗2六歩の代わりに☗6七金右とした新矢倉24手組[1] の普及までは この形が相矢倉の主流であった。
当局面は先手にとって作戦の岐路となる。当時の二大有力手は下記の2つ。
その他の手[2] として、加藤一二三が多用し「加藤流」と呼ばれた☗3七銀のような手もあった。

当時の二大有力手

☗1六歩

スズメ刺しなどの端を狙った攻撃陣を作ることを目指すと同時に、後手の様子を見ることが狙い。

☗6七金右

機動性をもって局面をリードすることを重視した一手[3] 。「加藤流」の☗3七銀も将来的にこの手に合流することが多い。
以降は脇システムや、☗4六銀・☗3七桂型[4] などの将棋に変化する。

エピソード

『森下卓の矢倉をマスター (NHK将棋シリーズ)』内では、旧矢倉24手組の次の一手について
「私が奨励会で修行していた昭和50年代の半ばには、二十四手組みで最善手を発見した人が名人となるという伝説が存在していました。」原文ママ
という内容が記述されている。

脚注

  1. ☗2六歩の一手は後回しが可能という、飛車先不突矢倉の概念を取り入れた定跡。平成の始まり頃から定跡化が始まった。
  2. ☗2五歩で飛車先を伸ばす手も見えるが、先手の桂馬が跳ねる先がなくなるため指しにくい。
    ☗4六歩は、後手の角が6四に進んだ場合にその効きを止める狙いがあるが、先手の角効きも消してしまい、☖7五歩☗同歩☖同角の手を許すことになる。
  3. 田中寅彦、青野照市の両名によれば、☗1六歩は動きが遅いと考えられていた。(『森下卓の矢倉をマスター (NHK将棋シリーズ)』 p64)
  4. 昭和50年代後半から注目を浴びた型。昭和40年代には灘蓮照などによって指されており、棋書「灘流矢倉戦法」でも紹介されている。

参考データ

本局面が掲載されている棋書

タイトル著者出版社発行掲載ページ局面評価
森下卓の矢倉をマスター (NHK将棋シリーズ)amz森下 卓日本放送出版協会200925

ソフト評価値

評価値ソフト名確認日最善手確認環境
18GPSfish 0.2.1+r28372015/01/24☗4六角探索深さ:24/43 探索局面:3257333922

本局面を解説内で参照している他の局面

矢倉


   
     
    
    
         
     
  
      
   


注目指数 2013
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注目指数 1182
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