felizaさんの投稿 (2015年01月09日 23時29分)

更新差分

この編集に6名のユーザが「いいね!」と言っています
[局面ページに移動]
+矢倉▲4六銀▲3七桂を拒否する後手の変化球。<br>
+矢倉▲4六銀▲3七桂の後手番は先手の攻めを受け続ける展開が多く、気苦労も多い。<br>
+そこで「組まれる前に変化しよう」というのは後手にとって有力な考え方であり、その最たるものは「▲4六銀を安定させない」というもの。それを具現化したのがこの△4五歩である。
+ 
+とはいえ、▲3七銀と引かせた形は瞬間的に気持ち良いが、先手も△4五歩を狙って動きやすくなることから、この作戦はやや後手の無理筋とされている。
+ 
+具体的には、現局面から▲3七銀△5三銀▲4八飛△4四銀右▲4六歩△同歩▲同角△同角▲同銀△4七歩▲3八飛△4九角▲2八飛△4八歩成▲同飛△2七角成が進行の一例で、後手は馬を作れたものの先手の攻めの目標にされやすく、定跡書の中では「先手良し」とされている。<br>
+しかしながら、最近はこのように序盤の常識とされていた順を見直す動きも強まっており、現局面から▲3七銀△5三銀▲4八飛に△9四歩といった工夫も現れている。<br>
+後手陣にたたきやすい場所(△4四銀を狙った▲4五歩など)がないのが後手の主張点の一つだろうか。<br>
+今後の動向が注目される局面である。
編集コメント: 矢倉▲4六銀▲3七桂拒否

作成記事

戦型: 矢倉  [局面ページに移動]


     
     
   
    
        
    
  
     
     


解説

矢倉▲4六銀▲3七桂を拒否する後手の変化球。
矢倉▲4六銀▲3七桂の後手番は先手の攻めを受け続ける展開が多く、気苦労も多い。
そこで「組まれる前に変化しよう」というのは後手にとって有力な考え方であり、その最たるものは「▲4六銀を安定させない」というもの。それを具現化したのがこの△4五歩である。
とはいえ、▲3七銀と引かせた形は瞬間的に気持ち良いが、先手も△4五歩を狙って動きやすくなることから、この作戦はやや後手の無理筋とされている。
具体的には、現局面から▲3七銀△5三銀▲4八飛△4四銀右▲4六歩△同歩▲同角△同角▲同銀△4七歩▲3八飛△4九角▲2八飛△4八歩成▲同飛△2七角成が進行の一例で、後手は馬を作れたものの先手の攻めの目標にされやすく、定跡書の中では「先手良し」とされている。
しかしながら、最近はこのように序盤の常識とされていた順を見直す動きも強まっており、現局面から▲3七銀△5三銀▲4八飛に△9四歩といった工夫も現れている。
後手陣にたたきやすい場所(△4四銀を狙った▲4五歩など)がないのが後手の主張点の一つだろうか。
今後の動向が注目される局面である。