kmullinさんの投稿 (2018年10月11日 22時41分)

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{{Conclusion|後手良し}}
初手☗4八銀と指した一手。
後手が振り飛車党か居飛車党であるかで、この初手の評価は大きく変わってくる。
 
==大まかな変化==
===後手が振り飛車党の場合===
☗4八銀は得になることが多い。<br>
飛車先と角道を保留した効果で、☗2六歩と突いて記載されている定跡書より更に一手早い<br>
先手番飛車先不突き右四間<ref>[http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=72035&tekazu=1 将棋の棋譜でーたべーす(先手番飛車先不突き右四間)]</ref>や、先手番での飯島流引き角<ref>[http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=71693&tekazu=1 将棋の棋譜でーたべーす(先手番飯島流引き角)]</ref>を狙うことができる。<br>
 
 
===後手が居飛車党の場合===
以下3つの理由から、☗4八銀は損になることが多い。<br>
 
1,先手玉の左辺から攻められた際、☗4八銀が壁銀になっていること。<br>
2,先手飛車の横効きが、一時的に遮断されていること。<br>
3,後手に、容易に飛車先の歩交換を許してしまうこと。<br>
 
"飛車先交換3つの得"の格言通り、簡単に歩交換を許してしまえば後手満足になる。<br>
ただし、☗4八銀☖3四歩☗7六歩☖8四歩☗5六歩☖8五歩[[lnsgkgsnl/1r5b1/p1pppp1pp/6p2/1p7/2P1P4/PP1PSPPPP/1B5R1/LNSGKG1NL w -|☗5七銀]]と進めば<br>
英春流19手定跡基本局面に合流するため、無条件な飛車先交換を回避することができる。<br>(英春流の出だしは、☗7六歩☖3四歩☗4八銀の3手目☗4八銀である。)<br><br>
後手が穏やかに自陣の整備を優先した場合、相矢倉の基本定跡と合流することが多い。<br>
後手が☗4八銀を咎めに飛車先を伸ばした場合、殆どは力戦形で戦型の分類が困難である。<br>
強いて分類<ref>分類が解説者の主観に基づくもので、公平性に欠ける(要修正)</ref>すれば、<br>
 
1,先手が☗2六歩と飛車先を伸ばせば力戦形の相がかり<ref>[http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=27634&tekazu=1 将棋の棋譜でーたべーす(力戦形の相がかり)]</ref>に。<br>
2,☗4八銀☖3四歩☗7六歩☖8四歩☗7八金☖8五歩と進めば、先手での一手損角換わり。<br>
3,☗4八銀☖3四歩☗7六歩☖8四歩☗6六歩☖8五歩☗7七角と進めば、先手が無理矢理矢倉。<br>
 
となる。
 
===類似局面3手目☗4八銀<ref>あくまでアマチュア間での便宜上の名称であり、正式な名称は不明</ref>(☗7六歩☖3四歩☗4八銀)との比較===
☗4八銀に対し、☖3四歩☗7六歩と進めば☗7六歩☖3四歩☗4八銀と同一局面になる。<br>
しかし、☗4八銀☖8四歩と飛車先を突かれた局面が、3手目☗4八銀にはない先手の新たな課題局面となる。<br>
☗7六歩[[lnsgkgsnl/1r5b1/p1ppppppp/1p7/9/2P6/PP1PPPPPP/1B5R1/LNSGKGSNL b -|☖8四歩]]と進んだ局面で、先手はわざわざ☗4八銀と指す意味がないからである。<br>
 
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解説

初手☗4八銀と指した一手。 後手が振り飛車党か居飛車党であるかで、この初手の評価は大きく変わってくる。

大まかな変化

後手が振り飛車党の場合

☗4八銀は得になることが多い。
飛車先と角道を保留した効果で、☗2六歩と突いて記載されている定跡書より更に一手早い
先手番飛車先不突き右四間[1] や、先手番での飯島流引き角[2] を狙うことができる。

後手が居飛車党の場合

以下3つの理由から、☗4八銀は損になることが多い。
1,先手玉の左辺から攻められた際、☗4八銀が壁銀になっていること。
2,先手飛車の横効きが、一時的に遮断されていること。
3,後手に、容易に飛車先の歩交換を許してしまうこと。
"飛車先交換3つの得"の格言通り、簡単に歩交換を許してしまえば後手満足になる。
ただし、☗4八銀☖3四歩☗7六歩☖8四歩☗5六歩☖8五歩☗5七銀と進めば
英春流19手定跡基本局面に合流するため、無条件な飛車先交換を回避することができる。
(英春流の出だしは、☗7六歩☖3四歩☗4八銀の3手目☗4八銀である。)

後手が穏やかに自陣の整備を優先した場合、相矢倉の基本定跡と合流することが多い。
後手が☗4八銀を咎めに飛車先を伸ばした場合、殆どは力戦形で戦型の分類が困難である。
強いて分類[3] すれば、
1,先手が☗2六歩と飛車先を伸ばせば力戦形の相がかり[4] に。
2,☗4八銀☖3四歩☗7六歩☖8四歩☗7八金☖8五歩と進めば、先手での一手損角換わり。
3,☗4八銀☖3四歩☗7六歩☖8四歩☗6六歩☖8五歩☗7七角と進めば、先手が無理矢理矢倉。
となる。

類似局面3手目☗4八銀[5] (☗7六歩☖3四歩☗4八銀)との比較

☗4八銀に対し、☖3四歩☗7六歩と進めば☗7六歩☖3四歩☗4八銀と同一局面になる。
しかし、☗4八銀☖8四歩と飛車先を突かれた局面が、3手目☗4八銀にはない先手の新たな課題局面となる。
☗7六歩☖8四歩と進んだ局面で、先手はわざわざ☗4八銀と指す意味がないからである。

脚注

  1. 将棋の棋譜でーたべーす(先手番飛車先不突き右四間)
  2. 将棋の棋譜でーたべーす(先手番飯島流引き角)
  3. 分類が解説者の主観に基づくもので、公平性に欠ける(要修正)
  4. 将棋の棋譜でーたべーす(力戦形の相がかり)
  5. あくまでアマチュア間での便宜上の名称であり、正式な名称は不明

参考データ

ソフト評価値

評価値ソフト名確認日最善手確認環境
+21dolphin 1/illqha 1.1 (YaneuraOu TNK NNUE)2018年9月☖8四歩☗2六歩探索深さ:34/45 探索局面数: 726,560,886

類似局面

変化点リンク
☗7六歩☖3四歩☗4八銀と手順前後の局面。
一部のアマに3手目☗4八銀と呼ばれ、研究が盛んに進んでいる。
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☗7六歩☖8四歩☗4八銀と後手が飛車先を突いた課題局面。
先手は無条件での飛車先交換を防ぐ為、様々な策を講じる。
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