flipさんの投稿 (2018年10月20日 14時37分)

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{{Conclusion|互角}}
 
将棋の平手の初期局面。
-初手は[[+7776FU|☗7六歩]]または[[+2726FU|☗2六歩]]の角か飛車の活用を目指す手が主流で、江戸時代から90%以上このどちらかの手が指されている。
 
+先手の指せる手は30通りあるが、[[+7776FU|☗7六歩]]または[[+2726FU|☗2六歩]]が主流で、江戸時代から90%以上このどちらかの手が指されている。
+ 
===候補手===
 
☗7六歩、☗2六歩のほかにも多くの初手が指されており<ref>それぞれの狙いやその先の展開についてはリンク先を参照</ref>、この局面からさまざまな戦型へと移行する。
 
====[[+7776FU|☗7六歩]]====
 
- 採用率7割を超える最もスタンダードな初手。角道を開けることで、角の可動範囲を増やすとともに、8九の桂が7七に跳ねる手なども可能にしており、効率が良いとされる。
+ 採用率7割を超える最もスタンダードな初手。角道を開けることで、角の可動範囲を増やすとともに、九の桂が七に跳ねる手なども可能にしており、効率が良いとされる。
 
====[[+2726FU|☗2六歩]]====
飛車の活用を測り、初手から居飛車を明示する手。これに対し後手も[[+2726FU-8384FU|☖8四歩]]と飛車先を突くと、相掛かり模様の展開になる。
 
====[[+5756FU|☗5六歩]]====
主に中飛車党が用いる手。初手[[+2858HI|☗5八飛]]よりも柔軟性があり、相手の指し手を見て居飛車や中飛車以外の振り飛車に変化することも可能である。
 
- ====[[+1716FU|☗1六歩]]、[[+9796FU|☗9六歩]]====
+ ===その他の手===
+初期局面では他にも様々な手が指されているが、以下の手は採用されることが非常に少ない。
+ 
+====[[+1716FU|☗1六歩]] [[+9796FU|☗9六歩]]====
端歩を突き、手番を渡して相手の対応を伺う手。
 
後手番のように指すことや、後手が端歩を受けた際には、先手が端歩の突き合いによる恩恵をより多く受けられる戦型に持ち込むことが狙いである。
 
+====[[+2878HI|☗7八飛]]====
+初手に三間飛車に振る作戦で、猫だまし戦法とも呼ばれる。
+ 
====[[+6766FU|☗6六歩]]====
基本的には四間飛車を目指した一手。
 
☗7六歩を保留することにいくつかの狙いを持っている。
 
-====[[+2878HI|☗7八飛]]====
-初手に三間飛車に振る作戦で、猫だまし戦法とも呼ばれる。
- 
====[[+6978KI|☗7八金]]====
相居飛車戦では普通の一手だが、後手が振り飛車の場合は舟囲いに組む選択肢がなくなる。
 
かつては居飛車党に対する挑発とも見られていた。
 
+====[[+3736FU|☗3六歩]]====
+袖飛車などを目指した一手。
+ 
====[[+4938KI|☗3八金]]====
- PONANZAが指した手。力戦、相掛かり思考となる。しかし、振り飛車の含みがなくなるので相手の駒組の自由度が高まる。また、金が3八にいるため玉を固く出来ない。そのため、先手はバランス重視の構えとなる。その他には、3八に金がいってしまっているため、振り飛車にされた時の駒組が難しい。
+ 第2期電王戦第1局で佐藤天彦名人(当時)相手にPonanzaが指した手。力戦、相掛かり志向となる。しかし、振り飛車の含みがなくなるので相手の駒組の自由度が高まる。また、金が3八にいるため玉を固く出来ない。そのため、先手はバランス重視の構えとなる。その他には、3八に金がいってしまっているため、振り飛車にされた時の駒組が難しい。
 
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編集コメント: 【要議論】採用率1%を境界に分割、☗3六歩追加など

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解説

将棋の平手の初期局面。
先手の指せる手は30通りあるが、☗7六歩または☗2六歩が主流で、江戸時代から90%以上このどちらかの手が指されている。

候補手

☗7六歩、☗2六歩のほかにも多くの初手が指されており[1] 、この局面からさまざまな戦型へと移行する。
☗7六歩
採用率7割を超える最もスタンダードな初手。角道を開けることで、角の可動範囲を増やすとともに、8九の桂が7七に跳ねる手なども可能にしており、効率が良いとされる。
☗2六歩
飛車の活用を測り、初手から居飛車を明示する手。これに対し後手も☖8四歩と飛車先を突くと、相掛かり模様の展開になる。
☗5六歩
主に中飛車党が用いる手。初手☗5八飛よりも柔軟性があり、相手の指し手を見て居飛車や中飛車以外の振り飛車に変化することも可能である。

その他の手

初期局面では他にも様々な手が指されているが、以下の手は採用されることが非常に少ない。
☗1六歩 ☗9六歩
端歩を突き、手番を渡して相手の対応を伺う手。
後手番のように指すことや、後手が端歩を受けた際には、先手が端歩の突き合いによる恩恵をより多く受けられる戦型に持ち込むことが狙いである。
☗7八飛
初手に三間飛車に振る作戦で、猫だまし戦法とも呼ばれる。
☗6六歩
基本的には四間飛車を目指した一手。
☗7六歩を保留することにいくつかの狙いを持っている。
☗7八金
相居飛車戦では普通の一手だが、後手が振り飛車の場合は舟囲いに組む選択肢がなくなる。
かつては居飛車党に対する挑発とも見られていた。
☗3六歩
袖飛車などを目指した一手。
☗3八金
第2期電王戦第1局で佐藤天彦名人(当時)相手にPonanzaが指した手。力戦、相掛かり志向となる。しかし、振り飛車の含みがなくなるので相手の駒組の自由度が高まる。また、金が3八にいるため玉を固く出来ない。そのため、先手はバランス重視の構えとなる。その他には、3八に金がいってしまっているため、振り飛車にされた時の駒組が難しい。

脚注

  1. それぞれの狙いやその先の展開についてはリンク先を参照

参考データ

ソフト評価値

評価値ソフト名確認日最善手確認環境
+102Bonanza 6.02015年1月11日☗7六歩CPU : Intel corei5-2410M(2.30GHz)*2, RAM : 4GB, マイボナ使用(スレッド数 : 4, 定跡最長手数 : 0, 思考時間 : 300秒), NPSの実測値 : 639K
+30elmo WCSC27 YaneuraOu 4.572018年3月☗7六歩☖3四歩探索深さ:34/50 探索局面数:1,210,637,486
+38Apery SDT52018年3月☗7六歩☖8四歩探索深さ:34/41 探索局面数:2,400,178,659
+56Tanuki SDT5 ponpoko YaneuraOu KPPT 4.792018年3月☗2六歩☖8四歩探索深さ:34/41 探索局面数:1,285,572,511
+40Apery SDT5 Silent Majority 1.25 clang2018年3月☗2六歩☖8四歩探索深さ:34/44 探索局面数:471,661,141
+25aperypaq YaneuraOu KPPT 4.802018年3月☗2六歩☖8四歩探索深さ:34/45 探索局面数:1,254,412,074
+44wakame 20171128 YaneuraOu KPPT 4.802018年4月☗7六歩☖3四歩探索深さ:34/41 探索局面数:1,394,865,268
+15Tanuki TNK 20180608 mafujyouseki NNUE 1.02018年7月☗2六歩☖3四歩探索深さ:34/48 探索局面数:542,944,805
+46dolphin 1/illqha 1.1 (YaneuraOu TNK NNUE)2018年9月☗2六歩☖3四歩探索深さ:34/44 探索局面数:946,150,254